とちぎの魅力を伝えたい!ここが穴場!観光・地域情報

英語がつなぐ、すばらしい世界。

旅と出会いと、ちょっとの勇気

19歳、片道チケットを握って

私は19歳の夏、初めての一人旅に出ました。行き先はタイからインド。片道航空券と、アルバイトで貯めた全財産、そして大きなバックパックを手に、日本を飛び出しました。当時はスマホもなく、情報源はガイドブック『地球の歩き方』と、たまに立ち寄るインターネットカフェ。現地で出会う地元の人々や、同じように旅をしている仲間からの情報が、とても貴重で確かなものでした。気の合う旅人と数日間一緒に過ごしたり、安宿を探して一緒に交渉したり。当時の私は英語も完璧ではありませんでしたが、拙いながらも「伝えたい」という気持ちがあれば、不思議と心は通じ合うのです。

今思うと、見ず知らずの人と一緒に行動していたなんて、わが娘が同じことをしたら気絶しそうですが…(笑)。それでも、あのときの出会いや会話は、今でも色鮮やかに心に残っています。

英語がくれた、人生のごほうび

あの旅で出会った友人たち。〇〇さんに教えてもらったイスラエル料理の味が忘れられず、今ではわが家の定番になっていたり、「あの町で出会った○○人の○○は今どうしてるかな」とふと思い出したり。何気ない時間が、かけがえのない記憶になっています。

そして、なんと!旅先で“未来の旦那様”にも出会ったのです。英語で思いを伝え合い、理解し合い、信頼関係を築くことができたからこそ、今の幸せがあります。英語を学んでいて、本当によかったと心から思います。

小さな一歩が、世界を変える

「英語が話せないから海外なんてムリ…」そう思っている人も多いかもしれません。でも、それは本当にもったいないこと。私の英語力も、あの頃はまだまだ未熟でした。それでも、一歩を踏み出す勇気があったからこそ、今の私があると実感しています。

英語を話すということは、ただ単に“外国語を覚える”ということではありません。世界とつながる手段であり、自分の世界を広げる魔法のカギでもあります。

今はインターネットで世界中の情報を手に入れられる時代。でも、自分の足で踏み出して体験する世界は、画面の中とは比べものにならないほど素晴らしいものです。だから、多くの人に「英語っていいな」「話せるようになりたいな」と思ってもらえたら嬉しいです。その気持ちが、いつか世界へつながる一歩になるはずです。

そして、その一歩を踏み出す勇気が、あなたの世界を広げ、人生を豊かにしてくれることを信じています。


ディーン彰子

栃木県在住。宮城県出身福島県育ち。45 歳。『英語学童ゆめキララ。』英語講師、『みらい学童ゆめキララ。』国際理解カリキュラム担当。
株式会社キープキャリエールこどもの未来事業部所属入社5年目


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